アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「スラブ叙事詩ミニクイズ」花を摘む女性を探せ!

ミュシャといえば魅力的な女性の描き手。

曲線と装飾によって描かれたパリ時代の女性たちとは一味違いますが、スラブ叙事詩においてもその魅力は一向に衰えることなく、タッチや画材、何より写真を元に描いていたモデルの魅力が余すところなく画面から伝わってきます。

(大まかにパリ時代はパリジェンヌのスッとした顎にスッとした鼻、チェコ時代はスラブ人女性の丸顔に意思の強い目という感じです)

 

今回はそんなスラブ叙事詩全20点中から

下の「花を摘む女性」を探せクイズ

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ヒント1

彼女が摘んでいるのは祝祭用の花です。スラブ人の自由、調和、喜びを祝う花輪を作るために花を摘んでいます。

ヒント2

彼女が身につけているのはスラブ人の民奥衣装で象徴のスラブ人です。

ヒント3

この女性が登場している作品の完成年は1926年で作品のサイズは480cm×405cm。

 

 

絵を見ずここまででわかった方はかなりのスラブ叙事詩通!

ここからはスラブ叙事詩の3作にまで絞って実際に探して見ましょう

 

お祝いといえばこれ、スラブ叙事詩の中でも有名であり屈指の完成度を誇るスラヴ叙事詩-スラヴ式典礼の導入ローマ教皇の使者がロスチスラフ王にラテン語で描かれた聖書をスラブ語で読むことを許した歴史的な瞬間を描いた一枚こそ、花を摘んで祝うのにふさわしい?

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いやいや、ミュシャの生家の近くモラヴィアのイヴァンチツェを舞台に描かれた、聖書の印刷が認められ、多くの人の手に書物としての聖書が行き渡った瞬間を描いたスラヴ叙事詩-イヴァンチェツェのモラヴィア兄弟団学校 1914年こそお祝いの花を摘むのにふさわしい?(若かりし頃のミュシャも出ているし♪)

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最後はこちら、スラブ人の過去のすべての苦難を超え、未来の全て幸せを祝福して、チェコスロヴァキアの独立宣言を祝したこのスラヴ叙事詩-スラブ賛歌こそ、花を摘んで盛大に祝うのにふさわしい?

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さて、彼女を見つけることができたでしょうか?

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3作すべてが喜びの瞬間であり、象徴的な明るい日差しに満ちていますね。

 

正解は↓

 

スラヴ叙事詩-スラブ賛歌で作品中を4色に色分けした中心、チェコスロヴァキアの独立を祝う女性でした。

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以上、「スラブ叙事詩ミニクイズ」花を摘む女性を探せ!でした。

 

それでは楽しいミュシャライフを!