アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「スラヴ叙事詩-フス教徒の国王ボジェブラディのイジー -条約は尊重すべし-」をさらっと知ったかぶる

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スラヴ叙事詩-フス教徒の国王ボジェブラディのイジー -条約は尊重すべし-


1923年 | 405×480cm | 油彩・テンペラ・画布

■(モテるためならこれだけでOK) 3つの知ったかポイント

1.画面右で怒りに満ち立ち上がるのがイジー王

2.中央にはローマ教皇の特使がイジー王の毅然とした態度に恐れ怯えている

3.右手前の少年が閉じている本のタイトルは「ROMA」

(次の作品に移動しつつボソッと付け足して知ったかぶるための)補足説明

1.画面右で怒りに満ち立ち上がるのがイジー王

フス派の穏健派はパーゼル条約によってフス派を認めさせることに成功したが、時のローマ法王ビウス2世は一方的にこの条約を破棄し、イジー王にボヘミア侵攻を迫りましたが、聡明な王として、また、チェコ人の王として有名なイジー王はその提案を断固拒否しました。

2.中央にはローマ教皇の特使がイジー王の毅然とした態度に恐れ怯えている

ローマ法王の特使が今まさにボヘミア侵攻を意味する条約の破棄を迫ろうとしたとき、イジー王はその横柄な態度と身勝手な要求に怒りに震え、自らの王座を蹴って立ち上がり、特使に怒りをぶつけている様子です。

3.右手前の少年が閉じている本のタイトルは「ROMA」

 画面右手の最前面にいる少年は手に一冊の本を持っています。その本の名前は「ROMA(ローマ)」。勢いよく閉じたその本は今まさにローマ帝国との関係を閉じきったという事実を示しています。

 

ちなみに今回のスラブ叙事詩日本初来日では国立新美術館で、パリ時代をミュシャチェコ時代をムハと呼称しています。これはアルフォンス=ミュシャミュシャチェコ語でムハまたはムッハと発音することに由来します。

 

以上、

「スラヴ叙事詩-フス教徒の国王ボジェブラディのイジー -条約は尊重すべし-」をさらっと知ったかぶる為の3つのポイントでした。

なお、上記知ったかポイントは数ある通説や解説の一説です。美術に詳しい方にギュッと詰め寄られたら、「そういう見解もあるんですね!勉強になります!」とするっとかわしましょう w

それでは楽しいミュシャライフを!