アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「スラヴ叙事詩-聖アトス山ー -東方聖教会のバチカン-」をさらっと知ったかぶる

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スラヴ叙事詩-聖アトス山ー

 -東方聖教会のバチカン

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1926年 | 602×405cm | 油彩・テンペラ・画布

■(モテるためならこれだけでOK) 3つの知ったかポイント

1.スラブ民族にとってはもちろんキリスト教全体にとっても重要な場所

2.背後には聖マリアと若きキリストが描かれている

3.製作にあたりミュシャ自身が足を運びイメージを膨らませた

(次の作品に移動しつつボソッと付け足して知ったかぶるための)補足説明

1.スラブ民族にとってはもちろんキリスト教全体にとっても重要な場所

絵の場所であるアトス山は、ギリシアとトルコの国境近くの2000m級の気高い山です。そこはギリシャ正教会の聖地であり、東方のバチカンとも呼ばれているほどスラブ人にとって重要な場所です。

2.背後には聖マリアと若きキリストが描かれている

アトス修道院内の壁画には聖マリアと若きキリストが描かれ、彼らを取り囲むよう智天使がアトス山にある20の教会の模型を持っています。窓から差し込む強烈な光が壁画と智天使たちを神々しく照らし出し、絵全体が神秘的な雰囲気となっています。

3.製作にあたりミュシャ自身が足を運びイメージを膨らませた

 この絵を描くために、ミュシャ1924年に自身の足でアトス修道院を訪れ、創作イメージを膨らませたとされています。2000m級の山であるアトス山は当時も今もとても険しい気候であり、訪れたミュシャの心に大きな何かを残したことでしょう。

 

ちなみにスラブ叙事詩全20点が国外で見れるのは世界初のことであり、新国立美術館ミュシャ展は数年に渡る大変な努力と交渉により実現したのですが、ミュシャの孫の中にはスラブ叙事詩チェコの国宝「戴冠宝器」とも呼べるものなので、国外に持ち出すなどありえない!!と強く抗議する声もあります。

 

以上、

「スラヴ叙事詩-聖アトス山ー -東方聖教会のバチカン-」をさらっと知ったかぶる為の3つのポイントでした。

なお、上記知ったかポイントは数ある通説や解説の一説です。美術に詳しい方にギュッと詰め寄られたら、「そういう見解もあるんですね!勉強になります!」とするっとかわしましょう w

それでは楽しいミュシャライフを!