アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「イヴァンチッツェの思い出」をさらっと知ったかぶる

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イヴァンチッツェの思い出
1903年 | ポストカード |

■(モテるためならこれだけでOK) 3つの知ったかポイント

1.ミュシャの生まれた村イヴァンチッツェの教会の風景

2.画面奥から飛んでくるツバメは故郷へ帰るという意味がある

3.左下の円形図形はイヴァンチッツェの紋章

(次の作品に移動しつつボソッと付け足して知ったかぶるための)補足説明

1.ミュシャの生まれた村イヴァンチッツェの教会の風景

ミュシャは現在のチェコスロヴァキアの全身チェコモラヴィア地方、その小さな村イヴァンチッツェで生まれました。このポストカードはそんなイヴァンチッツェへの思いをイヴァンチッツェのシンボルである教会とともに描いています。

2.画面奥から飛んでくるツバメは故郷に帰るという意味がある

実はミュシャはスラブ叙事詩の作品の一つ、

「スラヴ叙事詩ーイヴァンチッツェのモラヴィア兄弟団学校」をさらっと知ったかぶる

でも故郷のイヴァンチッツェの風景を描いていて、そこにも多くのツバメを象徴的に描いています。

3.右下の円形図形はイヴァンチッツェの紋章

この円形に三本の柱が放射状に配置された特徴的な紋章古くからのイヴァンチッツェの村の紋章で、ミュシャの作品「イヴァンチッツェ地方祭」の中にも大きく描かれています。

 

ちなみにこのイヴァンチッツェの思い出に描かれている希望に胸膨らませる少女はミュシャの初恋の人とも言われています。製作は1903年ですので、ミュシャがすでにパリで売れっ子が故に超オーバーワークをしていたポスター画家時代、疲れた心が求めた故郷への思いをそっと描いたのかもしれません。

 

以上、

「イヴァンチッツェの思い出」をさらっと知ったかぶる為の3つのポイントでした。

なお、上記知ったかポイントは数ある通説や解説の一説です。美術に詳しい方にギュッと詰め寄られたら、「そういう見解もあるんですね!勉強になります!」とするっとかわしましょう w

それでは楽しいミュシャライフを!