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アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「スラヴ叙事詩-セルビア皇帝ステファン ドゥシャンの戴冠式」をさらっと知ったかぶる

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スラヴ叙事詩セルビア皇帝ステファン ドゥシャンの戴冠式
1926年 | 406×480cm | 油彩・テンペラ・画布

■(モテるためならこれだけでOK) 3つの知ったかポイント

1.皇帝即位式典後教会から出てきた時の様子

2.皇帝は画面中央にいる

3.列最前線の女性たちはスラブ民族の希望、明るい未来の象徴です。

(次の作品に移動しつつボソッと付け足して知ったかぶるための)補足説明

1.皇帝即位式典後教会から出てきた時の様子

イースター(復活節)の日に東ローマ帝国皇帝に戴冠ステファンドゥシャンが民衆の祝福を受けて歩く様子が描かれている。この時東ローマ・西ローマ両国の皇帝がスラブ人となり、スラブ人にとって、この時はまさにスラブの繁栄の瞬間でした。

2.皇帝は画面中央にいる

タイトルこそ皇帝ステファン ドゥシャンの戴冠式ですが、ミュシャがスラブ叙事詩で一貫して通しているテーマ、歴史の主役は民衆の通り、この絵の主役とも取れ、皇帝でもあるステファンドゥシャンは画面中央に特別目立たず描かれている。

3.列最前線の女性はスラブ民族の希望、明るい未来の象徴です。

スラヴの春とも称されたスラブ民族の華の時代を象徴するのは最前列の若く美しいスラブ人の女性の姿であり、希望の象徴です。しかし、実際はドゥシャン皇帝は55歳で毒殺され、東ローマが急速に弱体化したため、スラブの春は、短かき春となりました。

 

ちなみにミュシャ46歳の時に結婚をしています。お相手はパリでミュシャが美術教室の講師をしていた時の教え子のスラブ人の女性でした。その年の差もさることながら、教師と教え子の禁断の恋はさすが溢れる才能と探究心のミュシャですね。

 

以上、

「スラヴ叙事詩セルビア皇帝ステファン ドゥシャンの戴冠式」をさらっと知ったかぶる為の3つのポイントでした。

なお、上記知ったかポイントは数ある通説や解説の一説です。美術に詳しい方にギュッと詰め寄られたら、「そういう見解もあるんですね!勉強になります!」とするっとかわしましょう w

それでは楽しいミュシャライフを!