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アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「スラヴ叙事詩-プジュミシュル朝のオタカル2世(1261年) -鉄のそして黄金の国王-」をさらっと知ったかぶる

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スラヴ叙事詩-プジュミシュル朝のオタカル2世(1261年) -鉄のそして黄金の国王-
1924年 | 406×480cm | 油彩・テンペラ・画布

■(モテるためならこれだけでOK) 3つの知ったかポイント

1.チェコの歴史上、偉大な王の一人とされるオタカル2世の図

2.場面は巨大なテントの中にある教会にて、使者を迎えている所。

3.ドーム部分には彼のエンブレムの翼を広げた鷲がいる。

(次の作品に移動しつつボソッと付け足して知ったかぶるための)補足説明

1.チェコの歴史上、偉大な王の一人とされるオタカル2世の図

オスタル2世は13世紀のチェコにあって、永代借地の法を制定し、商業者、労働者、芸術家を多く呼び込み、チェコに大きな発展と豊かさをもたらした人物で、「鉄の王」「黄金の王」とも呼ばれ、多くの民に慕われていた。

2.場面は巨大なテントの中にある教会にて、使者を迎えている所

当時敵対していたハンガリー王朝との政略結婚(オスタル2世の姪とハンガリー王の息子)のための取り決めをする使者を迎えている場面で、中央に立つオスタル2世が新郎と新婦の手をとり引き合わせている。

3.ドーム部分には彼のエンブレムの翼を広げた鷲がいる。

現在のチェコスロヴァキアにおいても鷲は特別な意味を持つモチーフで、国章などにも使われていますが、スラブ民族全体においても「文化の伝承者」として鷲を特別な存在として扱っており、様々なところに鷲の姿が見られます。

 

ちなみにミュシャは少年の頃教会の聖歌隊に所属して、歌はもちろん聖歌隊の発行物の挿絵を描くなど、少年の頃から類い稀なる絵の才能を発揮していました。スラブ叙事詩の製作において、子供の頃教会で慣れ親しんだ宗教画の影響もあるのかもしれません。

 

以上、

「スラヴ叙事詩-プジュミシュル朝のオタカル2世(1261年) -鉄のそして黄金の国王-」をさらっと知ったかぶる為の3つのポイントでした。

なお、上記知ったかポイントは数ある通説や解説の一説です。美術に詳しい方にギュッと詰め寄られたら、「そういう見解もあるんですね!勉強になります!」とするっとかわしましょう w

それでは楽しいミュシャライフを!