読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「スラヴ叙事詩-プラハ・ベツレヘム礼拝堂でのヤンフスの説教-1412年-」をさらっと知ったかぶる。

f:id:pict-it:20170510214228j:plain

 

スラヴ叙事詩プラハベツレヘム礼拝堂でのヤンフスの説教-1412年-


(Master jan hus Preaching at Bethlehem Chael)
1916年 | 610×810cm | 油彩・テンペラ・画布

■(モテるためならこれだけでOK) 3つの知ったかポイント

1.画面左の台から身を乗り出している人がヤン・フス(この絵の主役)

2.画面右に王妃がいる。(こっそり)

3.画面右端にいるマントの男はカトリック教会のスパイ

 

(次の作品に移動しつつボソッと付け足して知ったかぶるための)補足説明

1.画面左の台から身を乗り出している人がヤン・フス(この絵の主役)

ヤン・フス宗教改革者で、聖書だけが信仰の根拠と唱えプロテスタント運動(カトリック協会から分離した教派)の先駆者。(高校の世界史の授業で習ってたっぽい人)当時の危険人物として火あぶりの刑(1415)となる。

 

2.画面右に王妃がいる。(こっそり)

当時ボヘミアと呼ばれていたチェコ王妃ジョフィエ(ゾフィー)ですら、カトリック教会が主流の当時、プロテスタントとして危険視されていたヤン・フスの話に真剣に聞きいっている。

 

3.画面右端にいるマントの人物はカトリック教会のスパイ

王妃の手前にいる右をめっちゃ凝視している女性の目線の先にいるマントの人物はヤン・フスをマークしているカトリック教会のスパイ、おそらくこの後教会本部へ告発することで、フス戦争へと事態が急転していくことになる。(この作品は三部作なので上の絵にはスパイはいません、スパイの存在は国立新美術館にて)

 

ちなみにミュシャは大衆のための芸術をかなり意識しており、スラブ叙事詩においては特にどんな英雄も、王様も、民衆と同じ大きさ、構図の中の一人として表現した。スラブ叙事詩が全体に劇場のように見える理由もそんな観点から見ると頷けるところが多い。

 

以上、

「スラヴ叙事詩プラハベツレヘム礼拝堂でのヤンフスの説教-1412年-」をさらっと知ったかぶる為の3つのポイントでした。

なお、上記知ったかポイントは数ある通説や解説の一説です。美術に詳しい方にギュッと詰め寄られたら、「そういう見解もあるんですね!勉強になります!」とするっとかわしましょう w

それでは楽しいミュシャライフを!