読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「スラヴ叙事詩-スラヴ式典礼の導入」をさらっと知ったかぶる。

f:id:pict-it:20170510153215j:plain

スラヴ叙事詩-スラヴ式典礼の導入


(The Introduction of the Slavonic Liturgy)
1912年 | 610×810cm | 油彩・テンペラ・画布

■(モテるためならこれだけでOK) 3つの知ったかポイント

1.画面の右奥に王様がいる(スヴァルトブルグ王)

2.黄色い光は現実の世界を、青い光が精神・イメージの世界を表している

3.手前の子供はスラブ民族の団結と友愛を示した擬人化キャラ

 

(次の作品に移動しつつボソッと付け足して知ったかぶるための)補足説明

1.画面の右奥に王様がいる(スヴァルトブルグ王)

スラブ語でキリスト教典礼(公的な礼拝およびその様式一般)を用いていいとローマ教皇の使者が勅書を読み上げている場面を描いているので、奥に王様がいる。

 

2.黄色い光は現実の世界を、青い光が精神・イメージの世界を表している

キリスト教典礼をスラブ語で行いたいと行動した、キュリロスとその兄メトディオスキュリロス=青い光 メトディオス=黄色い光の中におり、(どちらも囲まれているヒゲの老人)画面中央、最上段の人物で青い光の中にいるのが先代の王ロスチスラフ(スラブ語で典礼を行いたいと言った人物)として描かれている。

 

3.手前の少年はスラブ民族の団結と友愛を示した擬人化キャラ

手に持った丸い輪が団結と友愛のシンボルであり、ミュシャが好んでモチーフとしたアイテムです。この少年と後ろの場面全体をはっきりとした明度差で描くことで、現実と象徴の具現的対比を描き出している。

 

ちなみにスラブ叙事詩は最大6m×8mもあるので、どーやって日本に持ってきたんだ?と思われる方も多いのですが、画布と呼ばれる布に書いてあるのでカーペットのようにくるくる丸めて持ち運びが可能です。(新国立美術館での展示に際しては全20作品を展示可能な状態にするまで、実に展示準備だけで10日の期間を必要としました。)

 

以上、

「スラヴ叙事詩-スラヴ式典礼の導入」をさらっと知ったかぶる為の

3つのポイントでした。

なお、上記知ったかポイントは数ある通説や解説の一説です。美術に詳しい方にギュッと詰め寄られたら、「そういう見解もあるんですね!勉強になります!」とするっとかわしましょう w

それでは楽しいミュシャライフを!