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アーソレーネ -モテるミュシャ学 -

大盛況中の新国立劇場の「ミュシャ展」(2017.3.8-6.5)で使えるミュシャ作品を知ったかぶりできるまめ知識集

「スラヴ叙事詩-原故郷のスラヴ民族」をさらっと知ったかぶる。

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スラヴ叙事詩-原故郷のスラヴ民族
(The Slave in their Original Homeland)
1911年 | 610×810cm | 油彩・テンペラ・画布

■(モテるためならこれだけでOK) 3つの知ったかポイント

1.画面左下の二人の男女はスラブのアダムとイブ(のような存在)

2.右上に飛んでいる人はスラブの神様(名前はない)

3.星空の部分は点描が使われている。

 

(次の作品に移動しつつボソッと付け足して知ったかぶるための)補足説明

1.画面左下の二人の男女はスラブのアダムとイブ(のような存在)

草創期のスラブ民族は苦難の時代だった(作中でも後ろから騎兵隊に追いかけられている)ため、その象徴である二人の男女は苦しみの表情を浮かべている。

 

2.右上に飛んでいる人はスラブの神様(名前はない)

右上の人物はスラブの守護天使の象徴であり、特定の存在ではないので名前という概念はない。左右に付き従う赤い衣装の男性は戦いを象徴白い衣装の女性は平和を象徴している。

 

3.星空の部分は点描が使われている。

スラブ叙事詩が描かれた時代はアール・ヌーボー時代(装飾もりもり)からアール・デコ時代(幾何学びっしり)、キュビズム(ピカソの具象絵など)へと変化しており、当時の流行から見て、少し古臭い画風の絵と捉えられていたが、星空を点描で表現するなど、新しい技術を取り入れている。

 

ちなみに「青」はスラブを語る上で象徴的な色なので、スラブ叙事詩を見る時に青に注目して見ると、新しい視点と感覚で楽しむことができます。

 

以上、

スラヴ叙事詩-原故郷のスラヴ民族をさらっと知ったかぶる為の

3つのポイントでした。

なお、上記知ったかポイントは数ある通説や解説の一説です。美術に詳しい方にギュッと詰め寄られたら、「そういう見解もあるんですね!勉強になります!」とするっとかわしましょう w

それでは楽しいミュシャライフを!