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ならず者の愚行

リフテン 盗賊ギルド

ソリチュードの東帝都社にスパイとして潜り込んでいる ガラム・エイという男が、捜査線上に上がった。メルセルは彼と接触して情報を仕入れてきてほしいと直々に頼んできた。

 

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メルセルはなかなかに切れる男のようだ。

まぁ当然か、なにせ盗賊ギルドの頭を張っている男だからな。

 

彼はサビョルンと、アリンゴスから回収した極秘文書の中に、

手がかり「ガジュル・レイ」の名前を見つけたらしい。

 

どうやらこの「ガジュル・レイ」は昔使っていた暗号名で、

その本当の名を「ガラム・エイ」

今は、ソリチュードにある東帝都社に忍び込ませたスパイをしていいるらしい。

 

ガラム・エイはアリンゴスと何らかの接触を試みて

農園の売買計画の仲介役をしたはずで、おそらくその買い手つまり、

サビョルンの豊富な資金の出所の組織を知っているというのだ。

 

ブリニョルフ曰く

「両手を使っても自分の尻尾がどこにあるかわからない男」であり、

そして「彼の出会ったトカゲの中で最も強欲な男」それがガラム・レイだそうだ。

 

私は早速ソリチュードに飛び、ガラム・エイと接触を試みた。

 

彼は、予想に外れずソリチュードの酒場ヴァンキング・スキーヴァー昼間から

一杯やっていた。

 

彼もまた、静かな男だった。

いや、マラスと違い、その薄皮一枚下には表層上の静かさとはまた違った、

ムズムズした感情が渦巻いているようだった。

 

「取引の仲介をしたかもしれないし、してないかもしれない。」

平然とそんな冗談めかした言い訳をする彼は、喋るたびにボロを出す、

なりたてのピエロのようなイメージだった。

 

ガラム・エイは見知らぬ女から、金の入った袋を渡され、

それでゴールデングロウ農園を買えと頼まれたそうだ。

 

それ以外はなにも知らない。と。

唯一感じたのは、その女がメルセル・フレイ(盗賊ギルドの長)に対する

並々ならぬ憎悪だけ。というのだ。

 

ブリニョルフからの話を聞くまでもなく、この手の

「自分は上手くやれる」と勘違いしている小物は言葉の端々に浮かぶ

特有の自惚れから、すぐに嘘がバレる。

 

私は早々に場を立ち去ったガラム・エイの後を追い、

東帝都社の倉庫まで尾行した。

 

東帝都社の倉庫は、スカイリムにあって最も大きな港というだけあり、

様々なものがあつまる場所だった。

 

当然、今の私はこの場所に招かれざる客。すなわち不法侵入の形なので、

随所に配置された警備兵に見つかるわけにはいかない。

 

どうせ隠密しているのだからと、少しだけアイテムを拝借しようとも思ったが、

ガラム・エイがスタスタと警備兵の間を歩いていくのを追うだけで精一杯であった。

 

しかし、東帝都社の倉庫の奥ふかく、ガラム・エイの向かった先には、

ブラインウォーター洞窟があり、どうやらそこにいるのは“山賊達”であった。

 

なぜ東帝都社の倉庫の奥に山賊のアジトが?

そう思ったが、ここが山賊のアジトなら、倉庫のように隠れて進む必要はないな。

 

私は慎重に壁にかかった松明を一つづつ丁寧に消しながら、

同時に無頼者達を一人づつ消して進んだ。

 

 ガラム・エイは最深部にいた。

彼は「カーリア」という女性に頼まれた。とかなり焦った様子で

そう白状した。

そして、「メルセルはなにも言わなかったのか?」とも。

 

どうやらカーリアは盗賊ギルドと深い関わりがあるようだ。

カーリアは“終わりが始まった場所”なんていう、

そのあたりの子供でも恥ずかしくて今時口にしないような

中二的な場所に向かったらしい。

 

私はガラム・エイをブラインウォーター洞窟の深部に残し、

メルセルに話をすべく、リフテンの盗賊ギルドへ向かった。

 

メルセルは本当に驚いていた。

ガラム・エイの話を信じていたわけではなかったが、

カーリアは盗賊ギルドのメルセルの先代、つまり前任のギルド長を殺し、

盗賊ギルドを半壊させた張本人であり、

そしてメルセルとはその盗みの手口まで知り尽くした仲だというのだ。

 

さらにメルセルは“終わりが始まった場所”についても見当をつけていた。

そこは雪帳(ゆきとばり)の聖域という場所らしい。

 

しかも、、、メルセルがその雪帳の聖域で一緒にカーリアを始末しようと

持ちかけてきたのだ。

 

うーむ。盗賊、ギルド?

なにやら血の匂いしかしなくなってきたなこれは。

 

メルセルが凍えて氷像になる前になるとは思うが、

まぁ、気が向いたら向かおう。

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