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自然の祝福

ホワイトラン

ダニカ・ピュア・スプリングを手伝い、ホワイトランのキナレス聖堂の近くにある大きな木、ギルダーグリーンを修復することに同意した。

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最近、吸血症に悩んでいる。

日が昇ると血が沸騰し、体力が戻らず、スタミナも調子が悪い。

 

概念的なものを頼りにすれば、吸血鬼といえば、治療は教会であろうと、

ホワイトラン唯一の聖堂、キナレス聖堂の門をくぐったのだが、

聖堂の司祭ダニカは私のことなど御構い無しに、ギルダーグリーンの木の

事ばかり話し始めた。

 

いや、吸血症。。。。

 

まぁいいか。司祭といえど、悩み苦しむものであることに変わりはない。

普段自らに助けを求めるものへ惜しみない慈愛の心で接している反動で、

自分が困った時に周りが見えなくなるのだな。

 

そんなダニカ司祭が言うには、

ギルダーグリーンは太古の木エルダーグリームから株分けされたもので、

ホワイトランの創世記からある守り木のような存在であるらしい。

そして、親木とも言えるエルダーグリームの樹液があれば、

休眠状態にあるギルダーグリーンも復活するとの事だった。

 

しかし、エルダーグリーンは太古の木。特別なアイテムでなければ

その身を傷つけ樹液を取る事、叶わず。

その特別なアイテムは、スプリガンと呼ばれる魔物が持っているとの事。

 

アイテムの名を「ネトルベイン」と言った。

 

ダニカ司祭、あなた、なかなかに面倒なことを、

通りすがりの吸血症に悩む冒険者に無茶ぶりするな。

 

ま、まぁいい。吸血症を治すためだ。なんとかしようじゃないか。

 

私は、ネトルベインを手にいれるため、

オーファンロックと呼ばれるスプリガンの居城へと向かった。

 

そこは、懐かしきヘイゲン砦より北にある小さな谷だった。

 

ハグと呼ばれる魔女?のような存在と、ハグレイブン。

名前は聞いたことがあったが、実際対峙した時のその感想は、

なかなかのプレッシャーだった。

 

実際ハグレイブンの使う、大砲のような火球魔法は、かなりの迫力であり、

その地理的条件と相まって実に厄介だった。

 

なんとかハグレイブンを倒し、ネトルベインを入手し急いでホワイトランの

ダニカ司祭のところへ戻ると、

「もうあの汚らわしいハグレイブンを倒してネトルベインを持ってきたのですか?

まぁあの、本当に戻ってこれるとは思ってませんでした」

と。

 

司祭?どうやら私の中の司祭=人格者というイメージは、このスカイリムでは

特に当てはまらないらしいな。

(そもそも祈るデイドラのほとんどがアレだから仕方ないのか。)

そう思って話を聞いていると、

「それにはあまり触りたくないですね。次の手順をお願いしても大丈夫ですか?」

と続けるダニカ司祭。どうやら当初説明されていた通り、次はネトルベインで

エルダーグリームの樹液をとってこいと催促されているようだ。

 

(いつかスリでネトルベインをポケットに忍ばせてやろう・・・と

思った事はここだけの秘密だ)

 

エルダーグリームはホワイトランの南にある温泉地帯の中心に近い場所にあった。

 

洞窟の奥底、暗闇の中で、光の加護を一身に降り注がれるその様は、

堂々とした、幹の、枝葉のその成り立ちから、まさに古代樹にふさわしい

出立だった。

 

私はそのエルダーグリームの聖域に遊びに来てた若者から、エルダーグリームの

幹に近づく方法を聞き出すと、ネトルベインを片手に邪魔な根を退け、

エルダーグリームの幹から樹液を取り出すことに成功した。

 

しかしその刹那、エルダーグリームの周辺にスプリガンという魔物が複数現れ、

私を含む周辺の若者を襲い始めた。

 

原因ははっきりしている。彼らはエルダーグリームの守り役なのだ。

 

当初は抵抗を試みた私だが、その実力差ははっきりしていた。

ネトルベインなら特攻があるかとも思ったが、そううまくいくこともなく。

 

付近の若者には申し訳ないが、自身の生死に関わるので、

天秤にかける間も無く背中を見せて全力で敗走した。

 

まぁここスカイリムで生きる私は逃げるのは慣れている。

安定の脱兎の逃走劇を繰り広げ、なんとかホワイトランにたどり着くと、

ダニカ司祭に樹液を渡しそそくさと聖堂を後にした。

「キナレスの恵みがありますように」

 

彼女の言葉が背中に届く。

 

ギルダーグリーンの復活にさいし見殺しにしてまった

二人若者がいた事は誰も知らない。

 

そして、吸血症。。

どうしたものか。

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