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アムレンの一族の剣

ホワイトラン

ホワイトランのベンチで一休みしていると、

どこからか、言い争う声が聞こえる。

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「私を取るか一族の剣を取るかはっきりしてちょうだい」

 

ありがちな痴話喧嘩だな。

 

どうやら、アムレンとサフィールという若い夫婦の問題、

一族の剣探しに夢中になっているアムレンと、それを快く思わないサフィールの話。

 

そんな話に取り立てるべきポイントもないが、

つい先日新しい弓とスキルを手に入れたことを思い出した。

 

腕試しにはちょうどいいか。

 

私はアムレンに簡単に挨拶をふり、

剣探しを引き受けることにした。

 

ホワイトランのお膝元。

一族の剣があると聞いたヴァルトヘイム・タワーまでの

道すがらはとても晴れやかな日で

仕事自体は、簡単なものだった。

川の両端に建つ2つの塔とそこを結ぶ連絡通路。

 

もし剣や斧しか装備していなければ複数いる敵の誘導に

時間を取られたであろう事は容易に想像できるが、

今回は新しい弓を持っての攻略である。

 

弓はポジションどりが全て。

基本はこちらが一方的に見晴らし、状況を把握できる高所。

そして察知した敵がすぐに来れない場所。

 

今回のヴァルトヘイム・タワーはまさに弓使いにとって

訓練所のような場所だな。

 

新兵の頃を思い出し、思わずそんな笑みがこみ上げてきた。

 

剣は塔の宝箱に鍵もせず置いてあった。

山賊の素人か。

 

アムレンに剣を手渡した時、

「その剣を数ヶ月探していたのだ、あの山賊を残らず退治したのか?」

と労いの言葉をかけてもらったが、

アムレン行けばあんただって簡単にこなせたさ。

 

サフィールと仲良くな。

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